進撃の巨人、エルディア人とユミルの民の違いは?エルディア人が巨人化できるのはなぜ?

進撃の巨人
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「進撃の巨人」には主に、

マーレ人エルディア人ユミルの民という民族的な言葉があります。


マーレ人はそのままマーレという国に住む人達のことですが、

エルディア人とユミルの民には違いがあるものの、

エルディア人の中にユミルの民がいるというややこしいものです。


この記事ではこれらのエルディア人ユミルの民の違いについて、

またエルディア人はなぜ巨人化できるのかについて書いていきます。

エルディア人とは?

エルディア人とは、かつてあった帝国「エルディア」の人達から繋がる人種です。


この帝国は巨人の力を使って他国を圧倒していました。


エルディア人が嫌われるのはこの「巨人」の力が理由になっています。


進撃の巨人の主人公エレンたちが生きる時代では、

エルディア帝国はすでにありません。

エレンの生きている時代では、

エレンやミカサやアルミンなどエルディア人の末裔たちは、

パラディ島やマーレ国などに住んでいます。


パラディ島にエルディア人が住むようになったのは、

初代レイス王=145代目フリッツ王カール・フリッツが大勢のエルディア人達などと

移動してきて住むようになったからです。



カール・フリッツはエルディア王家の血筋の人物で、

始祖の巨人の継承者でもあるため、

もちろんカールもエルディア人です。


進撃の巨人の物語の時代にはエルディアという国自体はないため、

エルディア人はマーレも含めてバラバラに住んでいますし、

エルディアという国に住んでいる民族ということが

成り立たなくなっています。


ただし、エルディア人全てが巨人化の能力を持っているわけではありません

エルディア人とユミルの民の違い。ユミルの民とは?

エレンが最終的に地ならしを起こす約2000年前の時代に

ユミルは生きていました。

ユミルは元々エルディア人ではなく他族でしたが、

ひどい国だったエルディア国に使役されていました。



ユミルは偶然いわゆる「光るムカデ」と接触し巨人化します。



こうしてエレンの生きている時代の約2000年前に

巨人化というもの(スキル?)が発生しました。


進撃の巨人の漫画やアニメの第1話タイトル「二千年後の君へ」や

第122話のタイトル「二千年前の君から」は、

この2000年の差のあるユミルとエレン、

もしくはミカサのやりとりや関係という意味合いです。
2000年にちなんだ曲もありますね。
二千年… 若しくは… 二万年後の君へ・・・


ユミルはその巨人化能力に目をつけたエルディア王の妻となり

子供(娘)を作ります。

ユミルがいなくなった後、ユミルの子供たちは

ユミルの巨人化能力を継承していきました。
(というかエルディア王に継承させられた)

こうして進撃の巨人の世界の知性巨人達、

九つの巨人という存在が発生しました。



ユミルの娘たちは長女マリア、次女ローゼ、三女シーナで、

この名前はエレンの生きる世界の壁の名前、

ウォール・マリア、ウォール・ローゼ、ウォール・シーナの由来になっています。

このユミルから始まる血の繋がりをもったエルディア人が、

ユミルの民です。


つまり、ユミルの民はエルディア人に含まれているが別物、ということです。

エルディア人自体はそもそもエルディアという国があった時から存在していたはずですし、

ユミルの民はユミル以降の存在なので、

エルディア人とユミルの民は違うということになります。

ただ、物語上「ユミル人」という言い方の人種はいませんし、

ユミルの民はエルディア人に含まれています。

なので、混同されやすくなっています。

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エルディア人が巨人化できるのはなぜ?

「道」で作られる巨人

巨人化できるのはエルディア人というよりユミルの民です。
(ユミルの民はエルディア人に含まれますが)

ユミルの民は進撃の巨人で語られている「」(みち)という存在で

繋がっています。

「巨人化」した時の姿である「巨人」は、

この「道」を通って送られ、またユミルの民の誰かの記憶も

送られることがあります。

物語後半で始祖ユミルは現世からいなくなった後も「道」に存在していて、

「巨人」は全て「道」にいる始祖ユミルが砂から作っていることが分かりました。

時間軸がおかしいという話になるかもしれませんが、

そもそも現世からいなくなった始祖ユミルが

なぜか「道」では若い女性の姿でずっと存在していること自体おかしいので、

時間という概念そのものが違うということです。

「道」にいるのはユミルで、巨人の体を作っているのもユミルで、

「道」に繋がっているのがユミルの民なので、

ユミルの民しか巨人になれないということになりますし、

ユミルの民がなぜ巨人化できて巨人になれるのかということの理由は、

このシステムがあるからです。


道に繋がっていないユミルの民以外のエルディア人やマーレ人が巨人になれないのは、

そもそも道に繋がってないからとも言えるでしょう。

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巨人化の条件

巨人化能力を持つのは、ユミルの血統を受け継ぐユミルの民だけです。


巨人化する条件は始祖であるユミルの血筋であり、

かつ一定の条件を満たすこと、ということになります。


エレンは巨人化する際、体の一部に傷をつけることや意思があることで巨人化しますが、

全ユミルの民が傷をつけると巨人化するということではありません。

エレンのような「知性巨人」に関しては、

そもそも知性巨人を前継承者から継承する必要があります。

その上で知性巨人を継承したユミルの民が体に傷をつけ

知性巨人に変身することが可能になります。



無垢の巨人については巨人の脊髄液か、巨人化薬が必要です。

物語の中で言えば「楽園送り」のシーンでグリシャの妻ダイナはグロス曹長の巨人化薬により

グリシャの目の前で無垢の巨人になりました。
(ダイナはエレンの母親カルラの前妻)


グリシャもフクロウ(エレン・クルーガー)がいなければ同じ目にあっていたはずです。

一方、進撃の巨人の物語の後半にあったピクシス達の巨人化の理由は

ジークの脊髄液入りのワインを飲んだから、ということでした。


ラガコ村ではガスという形で住民たちは体内に取り込んでいた形です。


ピクシスやラガコ村での巨人化の際は、さらにジークの叫びというきっかけがあって

巨人化しました。

まとめ:進撃の巨人、エルディア人とユミルの民の違いは?エルディア人が巨人化できるのはなぜ?

エルディア人は、広い意味で進撃の巨人の物語の過去にあった「エルディア」という国の

末裔の民族です。


ユミルの民は「始祖ユミル」の血筋を引く人達のことです。


物語の中では「ユミル人」という人種は存在せず、

「ユミルの民」は「エルディア人」の括りに入っています。


始祖ユミルはエルディア王の妻だったため、

ユミルの血筋=ユミルの民は、エルディア人でもあるということでしょう。


大きな違いは、エルディア人全てが巨人化できるわけではなく、

ユミルの民のみが巨人化できるということです。


ユミルの民であっても、エレンのように傷をつけて意思があれば

誰でも巨人化できるというわけではなく、

巨人の脊髄液や巨人化薬を使うことで巨人化が可能になります。


ユミルの民がエルディア人に含まれることや、

「継承」というものが存在する知性巨人と

脊髄液や巨人化薬で巨人化する無垢の巨人との違いがあることで、

少しややこしくなってしまっています。


大雑把に言えば条件を整えれば巨人化出来るのがエルディア人の中のユミルの民。

どうしようが巨人化できないのがユミルの民以外のエルディア人を含む全ての人種。

ということになります。

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