ワンピースのジャックは、四皇カイドウ率いる百獣海賊団の幹部「大看板」の一人で、「旱害(かんがい)のジャック」という異名を持つキャラクターです。
古代種「ゾウゾウの実 モデル“マンモス”」の悪魔の実の能力者です。
しかし、3人しかいないカイドウの大看板の一人であっても、ワンピースの物語の中では何度か敗北しています。
この記事では、ジャックが誰に負けたのか、ジャックを倒したのは誰なのかを詳しく解説していきます。
海軍の護送船(藤虎&センゴク&おつる)
ジャックは海軍の護送船を襲撃する前、ズニーシャ(象主)の上のモコモ公国を襲撃、忍者の「雷ぞう」を出せと迫ります。
「いない」と答えるモコモ公国の住人であるミンク族をジャックは攻撃、イヌアラシ、ネコマムシが昼夜交代でジャックと5日間も戦い続けたあと、ジャックはシーザーの作った毒ガスを使用。
モコモ公国側が敗北しました。
vs海軍の護送船(藤虎&センゴク&おつる)
その後、ジャックはドフラミンゴが倒されたことを知り、モコモ公国を離れます。
ジャックの初登場は、このモコモ公国を離れたあとのドンキホーテ・ドフラミンゴの護送船への襲撃直前のシーンでした。
ワンピース漫画版801話”開幕宣言”で描かれています。
801話は単行本80巻に収録されています。
ONE PIECE 80 (ジャンプコミックス)
ルフィに倒されたドフラミンゴの護送選は軍艦4隻の構成で護送されていて、さらに護送船には海軍大将藤虎、中将おつる、元元帥で大目付のセンゴクがいました。
ドフラミンゴは別名「ジョーカー」として、カイドウにスマイルなどを売っていた立場でカイドウと関係があったこともあり、ジャックはドフラミンゴの奪還を計画。
ただ、藤虎、おつる、センゴクという戦力はあまりにも強力。
そのためジョーカー(ドフラミンゴ)の奪還は不可能に思えたものの、
「バカ野郎
やるに決まってんだろ」
(ワンピース漫画版801話”開幕宣言”より)
というジャックの一言で決行されました。
このセリフには、ジャックの無謀さとカイドウへの忠誠心が現れています。
ただ、四皇の幹部であるジャックでもさすがにこの面子には勝てず、ドフラミンゴ奪還は出来ず敗北しました。
象主(ズニーシャ)との戦い
ジャックがズニーシャを襲撃したのは、「雷ぞう」の身柄を得るためでした。
しかし「いない」と答えるモコモ公国のミンク族をジャックは蹂躙。
そのあと、ドフラミンゴの護送船を襲撃するもドフラミンゴの奪還は失敗。
このあとジャックはモコモ公国を再度攻撃しますが、この時は作戦を変えモコモ公国が乗っているズニーシャを攻撃しました。
ズニーシャ
モコモ公国が乗っているズニーシャそのものは物凄く大きな象です。
ただ、ズニーシャは大昔の罪により1000年以上生き続けていて、ただ歩き続けているだけしか許されていないという非常に特殊な存在です。(種族はナイタミエ・ノリダ象)
詳細は不明ですが、何かの「罪」により歩き続けることしか許されていません。
ジョイボーイと関係があるようなのですが、今だにはっきりしていません。
その無抵抗状態のズニーシャをジャックは攻撃します。
攻撃されている時、ズニーシャの上のモコモ公国には「モモの助」がいました。
これまたどういう理屈なのか現時点では分からないのですが、ズニーシャは「モモの助」に戦うことの許可を求めます。
この許可を求める声はモモの助とルフィには聞こえますが、それ以外には聞こえません。
モモの助は事態が理解できないまま、戦うことを許可します。
圧倒的なズニーシャの力
ズニーシャはモモの助が許可するとジャックたちの船を巨大な鼻で攻撃。
たった一撃でジャックの船団は撃沈。
ジャックは船もろとも海に沈み、ズニーシャに倒されました。
ジャックは海に沈みますが、ジャックは悪魔の実の能力者で、悪魔の実の能力者は海に入ると力が抜け身動きできなくなる、という特徴があります。
そのため悪魔の実の能力者が海に落ちるのは危険なのですが、ジャックは魚人で海の中でも呼吸ができます。
結果、仲間に救出され、ジャックは復活します。
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イヌアラシとネコマムシ
ジャックはモコモ公国への攻撃により、多くのミンク族の住民を傷つけ、モコモ公国を壊滅寸前に追い込みました。
モコモ公国のイヌアラシとネコマムシにとってジャックは憎い相手となります。
一度はジャックの毒ガスにより倒されたイヌアラシとネコマムシでしたが、チョッパーにより助かり、色々あってルフィたちと同盟を組みます。
元々イヌアラシたちミンク族はワの国の光月家とは兄弟分であり、同盟に近い立場でした。
そのためワの国奪還のためルフィたちと共にカイドウを倒すという目的で、イヌアラシとネコマムシもワの国に乗り込みます。
一方ジャックはカイドウ率いる百獣海賊団の幹部「大看板」の一人でした。
そして再び再戦になります。
イヌアラシとネコマムシのスーロン化
イヌアラシとネコマムシは、ワノ国での百獣海賊団との戦闘の中で、再びジャックと戦うことになりました。
モコモ公国との戦いでは毒ガスにより最終的にはジャックに負けたイヌアラシとネコマムシでしたが、ワの国でのジャックとの再戦では二人はスーロン(月の獅子)化します。
スーロン化はモコモ公国住人のミンク族が満月を見ることで真の姿になり、大幅に強くなる能力のことです。
ただし、イヌアラシのように普段はサングラスをかけて対策を取るほど、スーロン化は本人の体への負担も強いものです。
百獣海賊団の大看板であるジャックでもスーロン化したイヌアラシ&ネコマムシには勝てず、ジャックはイヌアラシ&ネコマムシに倒されました。
スーロン化したミンク族の真の力の前にジャックは負けましたが、カイドウに助けられます。
vsイヌアラシ
ワの国での鬼ヶ島決戦の最中、百獣海賊団の幹部たちは各地で麦わらの一味やその同盟勢力や一時的に共闘していた仲間たちと激突していました。
ワの国編では、カイドウに捕らえられていたキャプテン・キッドや百獣海賊団に潜入していたSwordの隊長X・ドレークも最終的にルフィたちと共に共闘しました。
その中で、ジャックはスーロン化したミンク族との戦いに敗れ、一度戦線から離脱しています。
しかし、ジャックは傷ついた身体を押して再び前線に登場。
イヌアラシが一人でジャックとの再戦に挑むことになりました。
この戦いは、モコモ公国での戦いから三度もあったイヌアラシとジャックとの戦いの決着の場となります。
満月
ジャックとの再戦が行われたのは屋内でした。
月が見える場所ではなかったため、イヌアラシはスーロン化できませんでした。
しかし、戦いの途中屋根に穴があき、月が見える形になりイヌアラシはスーロン化し、イヌアラシが有利になります。
カイドウは竜に変身することができる悪魔の実の能力者です。
カイドウが戦っているからなのか、月は雲に遮られ、イヌアラシのスーロン化は一度解けてしまいます。
ジャックに負けそうになってしまっていたイヌアラシでしたが、ルフィがカイドウと戦闘を開始。
その余波で雲が割れ、月が再び姿を現します。
結果、再びイヌアラシはスーロン化。ジャックを倒すことに成功します。
まとめ
カイドウ率いる百獣海賊団の幹部「大看板」の一人のジャックですが、ワンピースの物語の中では何度も敗北しています。
ただし、ジャックは「藤虎&おつる&センゴク+軍艦4隻」「象主」「スーロン化したイヌアラシ」など、強力な相手に敗北したのみとも言えます。
「スーロン化したイヌアラシ」は、「藤虎&おつる&センゴク+軍艦4隻」や「象主」と比べて弱く感じるかもしれませんが、これは「スーロン化」が異常に強いだけです。
スーロン化するためには満月が必要。
「月」はワンピースの様々な謎との深い関係が噂されているので、「満月」を見ることで発動するスーロン化で大幅に強化されたイヌアラシに倒されるのは自然なことな気がします。
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