シャンクスがキッドを瞬殺！キッドはなぜ負けた？

ワノ国でカイドウとビッグマムを撃破したキッド、ルフィ、ローの3船長は、

互いに次はどの方向に進むかを口論しながら決めました。

（ワンピースアニメ第1083話「動く世界！新組織クロスギルド」）

北東、東、南東の3方向のうち、

ローは北東へ、

キッドとルフィが同じく「真ん中！！（東）」を希望し、

くじ引きの結果、キッドが東、ルフィが南東という結果に。

このちょっとほのぼのしたくじ引きのやり取りは、
こちらのサイトのワンピース105巻の試し読みで読めます。
【DMMブックス】

結果、ルフィがベガパンクのいるエッグヘッドへ、

ローは黒ひげ海賊団が待ち伏せしていた海域へ、

一方、キッドの進んだ先にはエルバフがありました。

エルバフに滞在していたのは

シャンクス率いる赤髪海賊団。

ビッグマムを倒し、名を上げ、懸賞金が30億ベリーになっていたキッドでしたが、

シャンクスにあっさり瞬殺されました。

この瞬殺劇は衝撃的でした。

今回このシャンクスによるキッドの瞬殺劇についてまとめてみました。

シャンクスvsキッドは漫画、アニメで何話？

シャンクスとキッドが戦ったのは、

漫画では第1079話「「四皇」赤髪海賊団」です。


結果、キッドはシャンクスに瞬殺されました。


1079話「「四皇」赤髪海賊団」はコミックだと107巻になります。
ONE PIECE モノクロ版 107 (ジャンプコミックスDIGITAL)


連載時にツイッターでみんなが騒然となったビビが

「飼われる」うんぬんの話も107巻に載ってます。

話を戻して、タイトル「「四皇」赤髪海賊団」の通り、

この回はシャンクスの力が披露された回です。

シャンクス　vs　キッドの戦いはアニメでは

第1112話「激突！シャンクスVSユースタス・キッド」で放送されるようです。

ロー対黒ひげのアニメ放送からそこまで差が出るとは思ってなかったので、

思ったより遅くなった印象があります。


この回だけでシャンクスとキッドの戦いがどの程度描かれるのかは分かりませんが、

タイトルがそのまま「シャンクスVSユースタス・キッド」なので、

わりとあっさり終わった感じだった漫画よりもアニメのほうが、

長く書いてくれそうで嬉しいですね～。


この戦いの後、キッドは今の所ジャンプ連載でも再登場していないので、

この戦いで壊滅して退場ということかもしれません。



ただ、ジャンプ連載ではもうすぐエルバフ編になるようなのですが、

このシャンクスとキッドの戦いがあったのはエルバフでのことなので、

キッドがこの戦いの後もし再登場するなら、

早ければ次に描かれるエルバフ編かなと思います。



アニメではこの記事を書いている今現在は

まだシャンクスvsキッドの戦いは描かれていません。


黒ひげとローが戦ったアニメの放送回は、

第1093話「勝者総取り！ローVS 黒ひげ！」

でした。


漫画では第1063話「たった1人の家族」です。


シャンクスがキッドと戦ったのは、

漫画では第1079話「「四皇」赤髪海賊団」なので、

漫画と同じ話数で考えるなら黒ひげvsローの放送回から

だいたい13話後に「シャンクスvsキッド」ということになります。

ただ、漫画と流れが変わることもあり得ますのでご注意ください。

放送されたらここの部分は修正しようと思っています。
（忘れてたらごめんなさい）

キッドは弱い？

シャンクスはワンピースでは最強の一人と言われています。

そのシャンクスにキッドが負けたからと言って、キッドが弱いとは言えず、

キッドが弱いといよりも、シャンクスが強すぎる、ということでしょう。

とは言っても、

キッドはそもそも四皇に勝てるレベルではなかった、

ということだとも思います。

実際、いわゆる最悪の世代の誰が

単独で四皇を倒せるのか？

という話で、

今のところ、唯一ルフィがカイドウを倒しています。

ただ、厳密にはカイドウはその前にヤマトと戦っているとか、

赤鞘と戦っている、という部分があったりしての勝利、です。

言うなれば、

キッドやローが仮にそれまでのルフィと同レベルだったとしても、

そもそもその頃のルフィすら四皇に勝てる力なんてなかったかもしれない。

ということ。

ニカなしで、カイドウに勝てるルフィって

実際想像出来なかったですし、

勝てた理由はニカになれたらから、

というのが現実なので。

とは言っても、ルフィとローやキッドでは

かなり差が出来ていると思います。

ニカになれるルフィはカイドウをまがりなりにも

一人で倒したのに対し、

キッドはあくまでローと一緒にビッグマムを倒した、

という差は大きいのではないでしょうか。

同じ四皇のビッグマムには勝てたのになぜ瞬殺？

ワノ国でキッドはビッグマムに勝ちました。

と言えなくもないと思うんですが、

実際の所、ワノ国でビッグマムと戦ったのは、

キッド一人ではなく、ロー＆キッドという形でした。

2vs1で勝てた、という状況です。

単独じゃありません。

さらに勝てたと言っても、

ビッグマムはマグマに落下した、

という形の結果の勝利なので、

じゃあもう一回やったら勝てるの？

となると、勝てる！と断言できる感じではありませんでした。

なので、ビッグマムに勝てたキッドがシャンクスに負けた、

というのは若干違うと思います。

そもそもキッドは一対一でビッグマムに勝てるの？

というのはかなり疑問です。

キッドにとっては不意打ちに近い

キッドがシャンクスと戦う直前、

とても弱そうなシャンクス傘下の海賊団が

キッド海賊団とにらみ合っていました。

シャンクス傘下の海賊団は明らかに弱そうで、

シャンクス自身「うちの傘下は弱いで有名」と言っていました。

30億の賞金首ユースタス・キッドが相手ということで、

シャンクスは自分が出ていくことにしたようです。

弱そうな傘下海賊団とにらみ合っていただけ状態だったキッドは、

「どんな雑魚だろうと手は抜かねえが・・・。」というようなことを言いつつ、

弱そうな相手に若干困惑気味。

ダムドパンク（電磁砲）を使って

シャンクス傘下の海賊団を攻撃しようとします。

シャンクスは見聞色の未来視の能力で、

キッドがダムドパンクを使った後の

傘下海賊団の損害の大きさを知り、

単身キッドに突っ込み、

神避（かむさり）でキッドを一撃で瞬殺。

シャンクスがキッドとキラーを倒した後、

ドリーとブロギーの「覇国」でキッド海賊団は壊滅。

描写から考えればシャンクスの攻撃は本気の一撃でしょう。

シャンクスの接近にキッドはギリギリまで気づいておらず、

突然現れたシャンクスに驚いていました。

そこからの本気の一撃。

つまり、傘下の海賊団が壊滅的な損害を受ける前に、

一瞬で決めようとした四皇シャンクスの

本気の一撃を不意打ちで食らったということ。

キッドが強い弱い以前に不意打ちだったということは

大きいと思います。

シャンクスがキッドを瞬殺！キッドはなぜ負けた？まとめ

キッドがシャンクスに瞬殺された理由は、

シャンクスの圧倒的な強さ、不意打ち、

キッドの油断などが複合的に作用したためだと思います。

キッド対シャンクスの戦いの結果だけでは

必ずしもキッドが圧倒的に弱いとは言えないような状況でした。

もしシャンクスが一気に接近してきたわけではなかったり、

もしいきなり全力で神避（かむさり）を使ってこなかったら

多少違ったのでは、とも思います。

ただ、どちらにしてもシャンクスとの差は大きいでしょうから、

結果は変わらずシャンクスの勝利、キッドの敗北は揺るがないと思います。


そういう意味では、結局の所、

なぜキッドは瞬殺された？

キッドはシャンクスより弱いから。

と言われてしまえばそうなんですが、

それにしてもがっつり不意打ちだったよなあ、と感じる回でした。


ワンピース関連記事：
戦桃丸はなぜ黄猿と戦うことになった？海軍を裏切った理由は？
ワンピースのコアラは何話で初登場した？漫画とアニメを調べてみた。
ワンピース、ジニーのかわいそうな境遇の理由考察
レイリーvs黄猿は何話にある？あの後どうなった？