『ダイの大冒険』は、1990年代に週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫画です。
1991年にアニメ化されましたが、2020年にも新アニメとしてストーリーの最初から再アニメ化されました。
タイトルが「DRAGON QUEST -ダイの大冒険」なので、
- ドラクエとどういう関係なのかな?
- ゲームの漫画化やアニメ化なのかな?
と思う方もいると思います。
この記事ではダイの大冒険とドラクエがどういう関係なのか、またダイの大冒険の続編としてよく噂される「魔界編」について書いていきます。
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『ダイの大冒険』と『ドラゴンクエスト』(ドラクエ)の関係
『ダイの大冒険』は正しくは、『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』(ドラゴンクエスト ダイのだいぼうけん)というタイトルの漫画、アニメです。
たまに「ダイ大」という言い方もされますね。
全く無関係にドラクエを名乗れるはずがなく、ダイの大冒険はドラクエと関係があります。
元々ダイの大冒険は『ドラゴンクエストIV』のバックアップのための、メディアミックスの一つでした。
そのため、ダイの大冒険は最初は読み切りの2話のみだったのですが、人気だったため連載が始まります。
なので、ダイの大冒険とドラクエの関係はドラクエのメディアミックスの一つということになります。
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『ダイの大冒険』と『ドラクエ』の同じところ、違うところ
ダイの大冒険は原作・原案が三条陸先生、作画が稲田浩司先生ですが、監修を堀井雄二先生が務めています。
堀井雄二先生はゲームのドラゴンクエストシリーズの生みの親とも言える存在。
ダイの大冒険にはドラクエシリーズの設定や名前が数多く使われています。
同じところ
全体としての大まかな名称や雰囲気や大きなストーリーという意味で、ドラクエとダイの大冒険は同じ部分があります。
- 職業:ドラゴンクエストの職業として知られている「勇者」「戦士」「魔法使い」「賢者」といった要素や言い方が、『ダイの大冒険』と『ドラクエ』は共通しています。
- ストーリー:大きな意味での「魔王を勇者が倒すために冒険をする」はドラクエと同じで、ダイの大冒険では勇者ダイが魔王ハドラー(後にさらに上のバーン)を倒すために冒険をしています。
- 一部の呪文の名前:ドラクエシリーズの「ホイミ」「ギラ」「バギ」「メラ」などの攻撃系や回復系の呪文が、ダイの大冒険ではよく出てきます。トベルーラなどオリジナルもあります。
- 一部のアイテム、装備の名前:アイテムや装備はあまりダイの大冒険ではドラクエシリーズの名前が使われていませんが、「旅人の服」など時々ドラクエシリーズの名前が使われています。
違うところ
一方、ダイの大冒険とドラゴンクエストでは違うところも多々あります。
- 主要キャラクター:『ダイの大冒険』はオリジナルのキャラクターを中心に展開されています。ダイやポップ、マァム、レオナ、ヒュンケルなどはどれもオリジナルです。
モンスターはボス級以外はドラクエシリーズがそのまま使われていることがよくあります。 - ストーリー:ドラクエとダイの大冒険では大きな枠での「勇者が魔王を倒すたびに旅をする」という部分は同じですが、それ以外の部分のストーリーは『ダイの大冒険』はほぼオリジナルです。
- 強さ:例えば長い間「旅人の服」を着ていたということ?と思うような形になっていたり、「ベギラゴン」が最強魔法のような位置付けになっていたりするなど、ドラクエとは違う気がする強さの要素があります。(メドローアを除いて)
- 漫画を描いているのは稲田浩二先生で、ドラクエシリーズのキャラクターデザインを書いていた鳥山明先生ではありません。
続編の『魔界編』はどうなったの?
『ダイの大冒険』は最初のアニメがわりと早く終わってしまったものの、漫画は大人気でした。
「冥竜王ヴェルザー」という謎の存在や、「飛んで行ったダイは結局どうなったのか?」など、謎がたくさん残されたまま終わりました。
当時ダイの大冒険には続編として「魔界編」が計画されていたようです。
魔界編の計画
『ダイの大冒険』の物語は、魔王バーンとの最終決戦を経て一旦完結しましたが、その後、続編として「魔界編」が計画されていました。
魔界編では、ダイたちが魔界に進出し、新たな仲間や敵が描かれる予定でした。
しかし、現実として「魔界編」は残念ながら連載が始まることなく、その後の進展が止まっています。
魔界編のストーリーでは、新たな竜騎衆が描かれ、バーンでもヴェルザーでもない強敵が現れることになっていたそうです。
続編が進まなかった理由
魔界編が描かれなかった理由は、作画の稲田浩司先生の体調と言われています。
また、物語として『ダイの大冒険』は大魔王バーンを倒して終わっているため、綺麗に終わっているのも事実です。
このことも、考慮されたと言われています。
現在でも、『ダイの大冒険』のファンの間では続編や魔界編への期待が強くあります。
特に、2020年のアニメリメイクによって、新たな世代のファンが加わり、続編に対する要望はますます高まっています。
ですが、残念なことに今のところ公式的には続編制作に関する発表はありません。
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まとめ
『ダイの大冒険』と『ドラゴンクエスト』は、世界観や設定の多くを共有しているという関係性です。
また、堀井雄二先生がダイの大冒険の監修をしています。
「勇者が魔王を倒す」という概念や、「勇者」や「賢者」などの職業名、「ホイミ」「メラ」などの呪文名など、ほぼ同じ名前が使われていることも多くあります。
反面、地名などは基本的にダイの大冒険独自の物で、「パプニカ」や「ベンガーナ」などゲームのドラクエにないものになっています。
キャラクターとストーリーはほぼオリジナルで、続編の「魔界編」については、残念ながら今のところ具体的な進展はありませんが、ファンの期待は今もなお高いままです。
2020年の再アニメ化もありましたし、アニメオリジナルでもいいので魔界編を見たいところです。