「片田舎のおっさん、剣聖になる」は面白い?つまらない?感想レビュー

漫画・アニメ
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今回は最近読んだ漫画、

「片田舎のおっさん、剣聖になる
~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~」


の感想やお勧めポイントなどなどと、

面白かったか、つまらなかったかを書きたいと思います。


「片田舎のおっさん、剣聖になる」は、

小説家になろうで書かれている小説(ラノベ)が原作です。

著者は佐賀崎しげる先生、

漫画は乍藤和樹先生が書かれています。


漫画化されたコミックスは、

4巻時点で累計300万部の売り上げを突破。


少し前に5巻の発売日だったのですが、

現在Amazonのコミックランキングで堂々の2位になっています。
片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ 5 (ヤングチャンピオン・コミックス)


累計300万部の売り上げは4巻までの話なので、

5巻の発売でもっと多い売り上げになっているでしょう。

どこでもヤングチャンピオンで連載中です。


ネット上でもアニメ化されるのでは?



という声が多数あり、

私も読んだ感じアニメ化されたら

面白いアニメになるはずと思っているので、

今から興味津々です。
(追記:2025年4月よりテレビ朝日系でアニメ化決定!!)

序盤ストーリーざっくり紹介

舞台は王政国家レベリス王国。


「片田舎の剣聖」ことベリル・ガーデナントは、

片田舎の剣術道場で剣術を教えていた。

ベリルは剣を多数の人達に教えていて、

弟子を卒業後、有名になった人物が多数いる。


その中の一人、

アリューシアがベリルを訪ねてやってくる。


訪ねてきた理由は、

ベリルにレベリス王国騎士団の指南役になってほしいということ。


アリューシアはベリルの教え子の一人で、

レベリス王国騎士団の騎士団長、

かつ騎士団の指南役も務めていました。


そんなアリューシアがベリルを

「特別指南役として推薦しこの度無事承認されました」

という報告をします。


アリューシアが王国の任命書を持っていたこともあり、

ベリルは


「なんで俺が?」


と思いながら王都に行き、

騎士団の前で挨拶。


しかし、

持ち前の誠実で謙遜してしまう性格により

「俺に務まる役じゃない」

と考えました。


ベリルは「片田舎の剣聖」という異名の通り、

剣の達人でしたが、自分では全くそう思っていなかったからです。


そして道場に戻ると父親に、

ランドリドというベリルの元弟子に道場を任せることにしたと言われ、

「役目を果たしてこい
ついでに嫁を見つけるまで帰ってくるな」

と、突然道場を追い出され、無職の上に宿無しになります。


ベリルの父親は孫の顔が見たいようで、

元々そういう人だったモヨウ。


ベリルは「弟子にお世話してもらっていて情けない」と思いながら、

特別指南役を務めるようになり、

住む場所もアリューシアや、

同じく元弟子のスリアに見つけてもらいます。

面白い?つまらない?

「片田舎のおっさん、剣聖になる
~ただの田舎の剣術師範だったのに、
大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~」

の漫画版を読んだ感想としては、

「とても面白い」

です。

お勧めできます。


ただ、

正直読み始めた頃は、

「うーん。面白いは面白いけど、いまいちかも。」

という感想でした。


多くの漫画はだいたい連載から最初の何話かまでは、

世界観や設定の説明や、

主要人物が代わる代わる登場して、

そのキャラ設定を披露する、

みたいな話が多いです。


「片田舎のおっさん、剣聖になる」は、

登場人物がわりと多い漫画なので、

その紹介でけっこうな話数が飛んでいきます。


ここで飽きてしまう人がわりといると思うんですよね。


だからつまらないと感じる人もけっこういるんでは。

と思います。


ワンピースや進撃の巨人のような、

謎が謎を呼ぶようなストーリー構成が好きな人にとっては、

この序盤の人物紹介のような部分は

わりとつまらなく感じるかもしれません。


ただ、キャラクターの設定や性格などは

個性のあるキャラクターが多いので、

序盤のキャラ紹介から誰かにハマれた場合は

凄く面白い漫画という評価になると思います。


私はルーシー・ダイアモンドがツボだったので、

ハマったほうですが、

それまでは「う~ん」って思ってました。


実際のところ、

「片田舎のおっさん、剣聖になる」は

徐々に謎な敵キャラクターも登場し、

ストーリーも俄然面白くなっていきます。


最初の頃はどっからどう考えても最強キャラという感じで、

基本誰相手でも勝てるベリルが

本気で戦うような相手が出て来たりします。


さらに敵側も訳ありっぽい。


ここまで読んでいくと、
とても面白い漫画だと思えるはずです。

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転生ものなの?

タイトルが今時の転生もの風のタイトルなので、

そういうの嫌いって人は、


どうせ同じような話でしょ?つまらないだろうな。


と思って読まずに終わってしまうかもしれません。


そういう意味では、

タイトルで損してるタイプの漫画なのかも。


私が読んだ範囲では、

現在から転生してきた誰かがどうのこうの。

という要素はないです。


主人公のベリルはファンタジーの世界に

最初からいるおっさんです。


「〇〇になる」というタイトルなので、

どうしても


リアルではしがない〇〇だった男が転生したら剣聖に!


という内容だと思ってしまいそうですが、そうではなく、

ファンタジーの世界にいるおっさんが主人公です。


片田舎の剣聖のおっさんだけど、

自分はちっとも剣聖だと思ってないし、

強いとも思ってない。

そんなおっさんが主人公の物語です。


弟子には超強い師匠として慕われてて尊敬されてるけど、

自分ではたいして強いと思ってない、

素朴な優しい弟子思いのおっさん。

でも正義感がとても強い。


とても強い剣聖の俺が色んな問題を解決する!

というのではなく、

正義感が強く、情に熱いため

問題に介入してしまうおっさんが色んな問題を解決する!

そんなおっさんの物語です。


「片田舎のおっさん、剣聖になる
~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~」

というタイトルは、

主人公のベリル自体が自分が剣聖であることに無自覚で、

ただの田舎の剣術師範で収まってしまっていることを

もったいないと思った大成したベリルの弟子達やルーシー達が

あれこれしてくれる件、ということです。


ただ、本人が自分の剣の力に無自覚なので、
ベリル本人から見ると、

「片田舎のおっさん、剣聖になる
~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~」

という風に見えている、ということだと思っています。

キャラクター紹介

ベリル・ガーデナント:


主人公の「片田舎のおっさん」です。

タイトルにある通りの

片田舎のおっさん、

そして、

剣聖のおっさん。


通称、「片田舎の剣聖」。


にして、本人は全くそう思っていない

そんな誠実、実直なおっさん。


ベリル自身は

実直で誠実で正義感を持った性格。

自分の剣の腕についても謙遜して考えています。


本気で自分の実力を

「田舎の片隅で護身程度の剣を教えられる実力でしかない」

と思っていました。


自称、「ただのおっさん」です。


ストーリー紹介でも書いていますが、

剣を教えていた道場から追い出されるように出ることになり、

騎士団の指南役を務めるようになりました。

モルデア・ガーデナント:

ベリルの前の先代道場主にして、

ベリルの父親。

剣術の使い手で、ベリルより強い。

このこともあって、

ベリル自体は

父親の腕すら越えられない

たいして強くない

と自分では思っているようです。

アリューシア・シトラス:

ベリルの弟子。


片田舎で道場主をしていたベリルを

騎士団の指南役に推薦した女の子。


若く、かつ女性でありながら

レベリオ王国騎士団長になっただけあり、

剣の腕も一流。


ベリルに師事していたころ、


「私大きくなったら先生と結婚します」


と言っていた子。


今でもベリルが好きなようで、

ベリルが父親に


「嫁を見つけるまでしばらく帰ってくるな」

と言われて追い出されたのを知り、


「それは好都ご・・・」


と言いかけ、

宿を探すベリルに、


「私の家などはどうでしょう?」


と言いだすベリル好き。

ルーシー・ダイアモンド:

魔法師団団長。ミニスカートの美少女。

でも実は相当高齢な年齢で魔法で美少女の見た目になっている。


基本的にベリルと戦ったキャラは負けているこの漫画の中で、

ベリルに負けなかった実力者。

(負けなかったけど勝ったわけでもない。)


準主要キャラぐらいのポジションですが、

敵役の宵闇とタイマンで戦い、

魔法の効かない装備を身に着けていた宵闇相手でも圧勝する実力者。


見た目はかわいいし、強い魔法使いだし、

飄々としていて余裕しゃくしゃくなたたずまいな所が

個人的にはお気に入り。


ベリルと戦った後実力を知り、

もっと有名になるなり腕に見合う地位につくべきだと考えている。


個人的にはメインヒロイン。

クルニ・クルーシエル:

怪力のレベリオ騎士団団員。

女の子。ベリルの弟子。


どことなく獣風の雰囲気を感じさせる見た目と動き。

猫耳が生えててもおかしくない気がする女の子。


「〇〇っす」という喋り方が特徴。


見る度に、

猫っぽい。

と思うキャラ。

性格的には元気担当みたいな子。

ヘンブリッツ・ドラウト:

レベリオ騎士団副団長。アリューシアの部下。


最初ベリルに突っかかるように挑むも、

負けた結果、素直に実力を認め、

ベリルを尊敬するようになる。


ベリルの味方側の登場人物は女の子ばかりの中、

かなり強い男キャラで、

「轟剣」とも呼ばれる。

フィッセル・ハーベラー:

ベリルの弟子。

魔法師団のエース団員。ルーシーの部下。

黒髪の少女。


なんで魔法師団の団員が剣聖の弟子?


と思うかもしれませんが、

魔法師団所属ではあるけど、

魔法も使えて剣も使える。


魔法を使いながら剣で戦う剣魔法の使い手です。


喋り方がやや片言のようなセリフが多く、

黒髪で幼げな顔立ちなこともあって、

ファンが多そうなキャラ。

スレナ・リサンデラ:

ベリルの弟子。

冒険者ギルド所属の女冒険者。


最高ランクのブラックランク冒険者。


主人公のベリルが騎士団の指南役というポジションなこともあり、

騎士団や魔法師団が出てくることが多い漫画なので、

今のところ、冒険者であるスレナはあんまり出番がない。

戦闘シーンがかっこいい。面白い。見やすい。

動きの表現、戦ってる動きが見やすいし、

何をしてるかが分かりやすいのが素敵です。


「片田舎のおっさん、剣聖になる」は、

戦闘シーンが多いので、

それが分かりやすく上手なのは嬉しいポイントです。


人気漫画でも戦闘シーンになると

何をやってるのかよく分からん!

みたいな漫画はけっこう多いです。


流れるような描写と迫力ある表現が素晴らしく、

戦闘シーンも面白く読めるのはありがたいです。


また、なろう系や転生系に多い

なんか努力なく強くなって偉そうな主人公、

みたいな感じがない素朴な性格の良さもポイントです。

まとめ。試し読み出来る場所。

ということで、私は

「片田舎のおっさん、剣聖になる
~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~」は、

とても面白いと思っています。

無料で試し読み出来るサイトが多々あるので、

まずは試し読みしてみてください。


ただ、ピッコマやDMMブックス、ニコニコなど、

色々な場所で無料の試し読みが可能ですが、

試し読み出来る範囲内の話数だと

キャラ紹介だけで終わってしまうかもしれません。


そのため、個人的には試し読みで終わった場合は、

つまらないと思ったりしてしまうかもなあ、と思います。


なので、ぜひとも試し読みだけでなく、

もう少し続きを読んでみてほしいです。


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