ワンピース、マザーフレイムとは?ウラヌス?エネルギー?

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ワンピースの世界は、数多くの謎と驚きに満ちています。
その中でも注目される存在の一つが「マザーフレイム」です。

この記事では、
マザーフレイムの登場からその正体、能力などを詳しく考察していきます。

マザーフレイムの登場

マザーフレイムが初めて言及されたのは、

イム様が五老星に対して

「マザーフレイムを使いたい」(ONE PIECE 漫画 1086話「五老星」)と命じた時です。

コミックでは107巻に載っています。
ONE PIECE 107 (ジャンプコミックス)



このセリフにより、マザーフレイムという未知の攻撃に使う何かが存在することが

明らかになりました。


この指示により、五老星はすぐに行動を起こします。

この一連の出来事は、物語の中で非常に重要なターニングポイントとなりました。


ターゲットになったのは「ルルシア王国」でした。


忘れている人も多いと思いますが、

ルルシア王国はだいぶ前にベロ・ベティ達革命軍の幹部が国民を助けに入った島です。

8か国革命を起こした国の一つ。


サボがマリージョアを脱出した後、逃げてきたのもルルシア王国です。

マザーフレイムの能力


イム様がマザーフレイムを使うように五老星に言った後、

サボ曰く「真っ黒い何か」がルルシア王国の空、雲の上に現れ、

ルルシア王国を攻撃。


ルルシア王国は跡形もなく消滅しました。

関連は不明とされているようですが同じ時、世界に地震が発生します。


ルルシア王国のあった跡地には巨大な穴と「海の滝」が出来、

同時期にあった地震により世界中の海面は約1m上昇しました。


このルルシア王国が上のようになった様子は、

漫画単行本108巻の最初の話、第1089話「立てこもり事件」に載っています。


108巻の最初なので、

最初の話が無料で読める系の電子書籍系のサイトでは

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マザーフレイムの正体

動力(エネルギー)

ジャンプ連載の流れを考えると、マザーフレイムの正体は、よほどのことがない限り、

ベガパンクが作り出した動力(エネルギー)というのが正解のはずです。


ベガパンクは、数多くの驚異的な発明をしてきた天才科学者であり、

その技術力からマザーフレイムのような強力なエネルギーを開発することは十分に可能でしょう。


ベガパンクのサテライトであるヨークは、

融合炉(パワープラント)から作れると言っていることからも、

マザーフレイムが兵器そのものだとは思えません。

ベガパンクの演説配信

ベガパンクは演説配信の中でマザーフレイムについて、

「世界中の国々の生活を豊かにできる"動力"(エネルギー)じゃ!!!」
(ONE PIECE 漫画 1116話"葛藤"より)

と説明しました。

マザーフレイムはルルシア王国を吹き飛ばす兵器ではなく、

世界を豊かにすることを願ったベガパンクの作ったエネルギーということです。


ベガパンクはルルシア王国が跡形もなく消え、地震が起きたことを観測し、

「そんな莫大なエネルギーは
「マザーフレイム」を置いて他にない!!!」
(ONE PIECE 漫画 1116話"葛藤"より)

とも言っています。

ただし、ベガパンクはやっと実用化までこぎつけた所でまだ未完成とも言っています。



おそらくですが、完成した場合は世界を豊かに出来るエネルギーになるはず。

ということでしょう。


ただ、未完成の状態でも

ルルシア王国を吹き飛ばすエネルギーにも使えるほどのポテンシャルがある、

ということだと考えます。


ドラゴンがベガパンクという人間について、

「あからさまな人殺しの道具は作らない」(ONE PIECE 漫画 1086話「五老星」)

と言っていることからも、

マザーフレイムがルルシア王国を滅ぼした兵器そのものではないことは

まず間違いないでしょう。

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今まで使われなかった理由


ドラゴンはサボの話を聞き、もし古代兵器が存在していて古代兵器がルルシアに使われたなら、

逆になぜ今まで使わなかったのかに疑問を持ちます。


それはそうですよね。

海賊の島に海軍が行くなんて必要ないのでは?革命軍も一瞬で滅ぼせるのでは?

という話にもなってしまいます。


後日、ヨークがマザーフレイムを五老星に渡していて、ヨークが渡したのは一欠片、

ということが明らかになりました。それなら理由が分かります。


今まではマザーフレイムがなかったので、

五老星が古代兵器を持っていたとしても使うことが出来なかった。


ところがヨークの裏切りによってマザーフレイムが手に入った。

そのためイム様はマザーフレイムを使いたいと思った。

使ってみないと使えるか分からないから。という意味かなと考えます。


じゃあ今後は乱発出来るのか?

ということになりますが、ヨークが目的通り天竜人になり、

マザーフレイムを大量に作れるという状況にならないと、

乱発は出来ないのではないかと思われます。

ウラヌス説、兵器説

ベガパンクがワンピース内で明言するまでは、

マザーフレイム=ウラヌス=古代兵器

という考察がありました。
(今もあるのかもしれませんが)


ベガパンクが明言するまではマザーフレイムの正体は不明なままで、

イム様の「マザーフレイムを使いたい」という言葉やルルシア王国への攻撃から

色々と考察してみるしかなかったからです。


この言葉のターゲットになったルルシア王国は消滅しています。


その威力を考えると、イム様の言ったマザーフレイム=古代三大兵器ではないか?

ということになり、ポセイドン=しらほし、プルトン=ワノ国の下にある戦艦、

ということは既に分かっているため、

残ったウラヌス=マザーフレイムなのではないか?となったのだと思います。


ただ、ウラヌス=マザーフレイムの可能性はほとんどなくなったとしても、

ルルシアを攻撃した兵器自体はウラヌスという可能性は残っています。


また、プルトンは設計図があったこともあるような代物なので、

そもそも世界に1個しかないとは限らない可能性があります。

その場合は、ルルシア王国の攻撃に使われたのは

実はウラヌスではなくプルトン、という可能性もあり得ると考えます。

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ルルシア王国が狙われた理由

「マザーフレイムを使いたい」(1086話「五老星」)とイム様が言った後、

ターゲットを考える五老星にイム様はルルシア王国を指定しました。


理由を尋ねる五老星に対してイム様は、ルルシア王国をターゲットにした理由を、

「近い」とだけ言っています。


五老星はルルシア王国に反乱の兆候もあることだし、というような納得の仕方をしていましたが、

「近い」ということが本当に大きな理由だった可能性もあります。



ヨークはマザーフレイムの「一欠片」を盗んで、五老星達に渡しています。


つまり、五老星に渡された量はそう多くないかもしれないということです。


ルルシア王国の雲の上に浮かんだ何かの動力源としてマザーフレイムが使われていたのなら、

イム様がルルシアを選んだ理由として「近い」と言ったことの理由がぼんやり浮かびます。


五老星がマザーフレイムをどれだけ持っているのかは分かりませんが、

王国を吹き飛ばすような兵器の動力として使われるのならとても貴重なはず。


ルルシアを吹き飛ばした兵器のエネルギーとして、

兵器を移動させること自体にもマザーフレイムが必要なら、

近ければ近いほどいいはずです。

シンプルに言えば節約ということでしょうか。

まとめ:ワンピース、マザーフレイムとは?ウラヌス?エネルギー?

マザーフレイムは、イム様がイム様砲を使ってから、数々の謎を産んできました。


マザーフレイム=ウラヌス説や兵器説もありましたが、

よほどのことがない限り、現在のストーリー展開やベガパンクのセリフから考えれば、

マザーフレイム=ベガパンクの作った夢の動力(エネルギー)のはずです。


マザーフレイムがイム様砲(古代兵器?)の動力源になってしまい、

ルルシア王国を消し去ってしまったのは、ベガパンクとしては残念でしょうが、

それほどの大きなエネルギーということです。


日本人としてはやはりどうしても、

核エネルギーを連想してしまうのが正直なところですが、

エネルギーってそういうものですもんね・・・。


イム様砲による海面上昇は、

ベガパンクの言う世界が沈むという話とも関連しそうですし、

まだまだワンピースの物語の中で何度もマザーフレイムは登場してくることでしょう。

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