戦桃丸はなぜ黄猿と戦うことになった?海軍裏切りの理由は?

漫画・アニメ
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現在、ジャンプで連載されている漫画版のワンピースでは、

エッグヘッド編がクライマックスに差し掛かり、

五老星がルフィと戦う展開に発展しています。


アニメでもエッグヘッド編が始まり、

ベガパンクと共に戦桃丸も出てきます。


未来島エッグヘッドにいるのはベガパンク。

戦桃丸(読み方:せんとうまる)はベガパンクのボディーガード。

そこにいるのは当然です。


ただ、戦桃丸は仲間だった海軍側のCP0や黄猿と

戦うことになります。


なぜ戦桃丸は海軍や黄猿と戦うことになったのか、

海軍裏切りの理由などをまとめました。


結論としては、ベガパンクのため、です。

戦桃丸の年齢と海軍での立場

自称、

「世界一ガードの固い男」

「世界一口の固い男」の戦桃丸は

ルフィが2年修行する前の時点では32歳でした。

現在は34歳になります。


立場としては、天才科学者Dr.ベガパンクのボディーガードであり、

海軍本部科学部隊隊長というポジションです。


ワンピースの物語上では、

パシフィスタ(バーソロミュー・くまの複製人間兵器)を

引き連れていることが多く、

ルフィと黄猿が戦った時や、

白髭(エドワード・ニューゲート)と海軍の頂上戦争でも

パシフィスタと共に登場しています。


戦桃丸はルフィと戦ったこともある実力者です。

戦桃丸の過去と黄猿やベガパンクとの関係

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戦桃丸は海軍大将の黄猿(ボルサリーノ)を「おじき」と呼んで

親しげに接していました。


シャボンディ諸島編での

電伝虫を巡る戦桃丸と黄猿の会話が

微笑ましかったのを覚えている人も多いのではないでしょうか。


戦桃丸は幼いころ、住んでいた村を追い出され、

山で暮らすようになりました。


幼少時ですら、戦桃丸は

山に住んでいた野生のくまを倒せるレベルの力を持っていました。

マサカリ担いだ金太郎の童謡を思い起こさせるエピソードですよね。

そんな子供の頃の戦桃丸の元に

山のくま退治を依頼された海軍が現れます。


その時、海軍に同行していた黄猿やベガパンクと知り合いました。

「わいつえーからハラもへってねえけど!!
しごとしたい!!お金ほしい!!」


と言う戦桃丸にベガパンクが

「買いたいものがあるのか?」と聞くと、

「おにぎり!!」とよだれを垂らしながら答える幼いころの戦桃丸。黄猿共々一同大笑い。

そして、戦桃丸はベガパンクのボディーガードとして雇われることになりました。

ベガパンクや黄猿とはそれ以来の仲です。


幼いころの戦桃丸は拾ってもらった恩を感じ、

「恩人」であるベガパンクを守るための戦闘方法を

黄猿から学んでいたようです。

師弟関係のような関係だったのでしょう。


エッグヘッド編では、

その頃の戦桃丸のことを黄猿はとても柔和な笑顔で

「かわいかったねェ・・・」と言い、

戦桃丸を「友人」と呼んでいます。

戦桃丸と黄猿は、

師弟であり友人(親友)というような関係になっていきました。

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ベガパンクと黄猿とどちらを選ぶかの選択

ベガパンクは禁じられた歴史である

空白の100年をこっそり研究していました。

ベガパンクは「古代のエネルギー」を

解明したいと思っていたからです。

結果、研究を禁じられた歴史「空白の100年」を紐解きたくなってしまう。

科学者として探ってしまうのを止められなかったようです。

こうして、「オハラ」と同様、世界政府に処分されそうになっていました。

そのために、ベガパンクに対して、ロブ・ルッチなどCP0が派遣されてきました。


CPOとルフィが戦っている中、

細かい事情を知らなかった戦桃丸は

当然海軍側としてCP0と共にルフィと戦うのだろうと思っていたようですが、

ベガパンクは過去に山で生活していた戦桃丸を拾った恩を話し、

CP0と戦ってほしいと選択を迫ります。


謀反人になることに躊躇はあったようですが、

結果、戦桃丸はベガパンクを選び海軍と戦うことになりました。

戦桃丸は、海軍将校でもあったため、海軍を裏切ることには抵抗はあったものの、

恩人であるベガパンクを守ることを優先したという形です。


CP0とは別に大艦隊と共に黄猿がエッグヘッドに派遣されました。

また、五老星の一人サターン聖も同行します。

目的は同じくベガパンクを消すこと。

エッグヘッドにたどり着いた黄猿は

ラーメン(?)を食べながら戦桃丸に
「君は降伏してこっちへ来てくれねェかな」


と、降伏を促しますが、対する戦桃丸は

おにぎりを食べながら、
「次やったらおれ達も仕掛けるぜオジキ・・・!!」

(両セリフとも、ワンピース第1089話「立てこもり事件」より)

と答え、完全に戦う気になっていました。

このやり取りはワンピース108巻の
お試し(立ち読み)で下記のページで読めます。(「立ち読み」のボタンから読めます)
ONE PIECE モノクロ版 108


戦桃丸はエッグヘッドやベガパンクを守るため、

海軍に立ち向かいますが、やってきたのは「オジキ」と呼び親しくしていた黄猿。

黄猿との戦闘になりました。

ベガパンクは偶然エッグヘッドに来ていたルフィに

エッグヘッドから逃がしてほしいと頼んでいました。


この結果、現在の戦桃丸は、

恩人であるベガパンクを無事に逃がすという目的で

ルフィと協力関係にあります。

ルフィ達が2年の修行を経た後のエピソードで、

戦桃丸が偽ルフィ達一行を見つけ、

「”麦わら”はおめェみてェなカスじゃねェよ!!!!」

と言ったことがあります。

ルフィは海賊なので敵対関係にありましたが、

同時に人間としてのルフィを一定程度認めていたのでしょう。

それもあってか、

わりとすんなり共闘出来ているような印象です。

戦桃丸vs黄猿の戦いの結果

黄猿に立ち向かった戦桃丸ですが、

海軍大将である黄猿に勝つことはできず、

黄猿の圧勝でした。


黄猿からすれば本来無視してもいい相手だったのですが、

ベガパンクを守る気概を持って待ちかまえている親友、戦桃丸を無視することは

黄猿としては筋が違うという判断で戦いになりました。


また、海軍には戦桃丸を倒す必要がありました。


エッグヘッドやベガパンクを守る存在として

ハンコックなどのセラフィム達やパシフィスタがいたからです。


エッグヘッド編にはハンコックのセラフィムが再び登場します。

子供の頃のハンコック姿でとてもかわいいので、今からアニメが楽しみです。

エッグヘッド編はハンコックが好きな方には

とてもお勧めの編です。


話が逸れてしまいましたが、

ハンコックを含めたセラフィムやパシフィスタは

基本的にコントロールする権限が高い人物に従うように作られていました。


その権限を持つ一人が戦桃丸です。

まともにセラフィムやパシフィスタと戦っていたら

海軍側も損害がとても大きくなります。


そのため、意識を失うまで戦桃丸を攻撃し、戦桃丸の権限をなくす必要がありました。


ベガパンクは基本的に海軍と戦おうとしているわけではなく、

ルフィ達麦わら海賊団に協力してもらい、

エッグヘッドから逃亡しようとしています。


そのための時間稼ぎをしていたのが戦桃丸で、

それが戦桃丸と黄猿が戦っている理由です。

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エッグヘッド編で描かれる黄猿の意外な人間性

黄猿はエッグヘッド編の前までは、

冷酷な感じの人物という印象があります。

「どっちつかずの正義」として、

ある種適当に海賊と戦っていた印象もありますが、

それは義理人情からではなく、

本当にどうでもいいから、という感じでした。


同じ海軍大将の藤虎が

感情や人情を感じさせることの多いキャラクターなこともあり、

黄猿にはひょうひょうとしていて冷静、冷酷、

そんなイメージがあります。


そんな黄猿の意外な面が浮き彫りになるのが

このエッグヘッド編です。


エッグヘッド編では

過去、黄猿はベガパンクとも仲が良く、

くまやボニーともある程度の関係があったことが描かれます。

黄猿は戦桃丸とも飄々とした態度で戦っていますが、

戦う前に独り言で、

「傷つけちゃいけねぇ物・・・
融合炉(パワープラント)、脳(パンクレコード)、欲(ヨーク)‥・
そして本当は親友・・・と」

(漫画版ONE PIECE 1091話)

と言っています。

この傷つけちゃいけねぇ物の中の

本当は親友・・・

の部分が戦桃丸のことでした。

黄猿の戦桃丸への思いの強さが感じられる言葉です。

黄猿が冷たい人間などではなく、

義理人情を感じさせるキャラクターとして描かれているという意味で

エッグヘッド編の黄猿はとても新鮮です。


上の意味深な言葉もあり、いずれ黄猿は海軍を裏切り、

ベガパンク側になって戦うのでは?という考察をよく見かけます。

また、黄猿が倒れている場所に来た兵士が傷について尋ねるのに対して、

「傷ならある・・・深い傷が・・・
もう休ませてくれ・・・・・・」

ワンピース 漫画版 1111話

とも言っています。

ベガパンクを攻撃し、

エッグヘッドを破壊し、

親友、戦桃丸を倒さざるをえなかった黄猿のこの「傷」についてのセリフは、

明らかに「心の傷」のことを言っています。



これは黄猿が海軍を裏切るというフラグではないか?

という考察と同時に、

裏切らないとしても、

海軍をやめるのでは?

という考察を呼んでいます。

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戦桃丸は生きてる?

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戦桃丸はこのエッグヘッド編ですっかりいいやつキャラになりましたし、

ルフィともそのうち何がしかの友情とかが生まれそうな気がします。

戦桃丸と黄猿が叩か合った後も生きているだろうとは思ってたものの、

全く出番がなかったので戦桃丸はどうなったんだろう・・・

ってずっと思ってましたが、

1124話でボートを漕ぎながら戦桃丸がエッグヘッドを脱出するシーンがあったので、

生きてるし無事ってことが確認出来ました。



戦桃丸の恩人であるベガパンクは、少なくともベガパンクの一人、

リリスは無事にルフィ達と一緒にエッグヘッドを脱出できているので、

今後も戦桃丸はルフィ達の味方の立場を取ることになるのではないかと思います。

まとめ

戦桃丸からすればベガパンクと同様に黄猿も恩人です。

また、黄猿はベガパンクとも親しくしていました。


頂上戦争でも黄猿と戦桃丸は同行しており、

強い関係があったことはこれまでのストーリーからも伺えます。

それでも戦桃丸は

ベガパンクと黄猿(及び海軍)となら

ベガパンクを選んだということです。

海軍将校でもあった戦桃丸は

海軍と戦うこと自体には抵抗があります。

それでも幼いころ、山で過ごすしかなかった自分を助けてくれたベガパンクを選び、

強大な海軍や黄猿と戦い、敗北しました。

勝てるはずもない黄猿に対し、

正面から体を張って対抗する姿は

戦桃丸の男気が感じられると同時に、

友人である戦桃丸を攻撃しなければならない黄猿の葛藤、

それでも筋を通し戦桃丸を無視せず戦う黄猿、

黄猿と戦桃丸の戦闘シーンは深い意味合いを感じさせます。

戦桃丸は

「”麦わら”はおめェみてェなカスじゃねェよ!!!!」

という発言をしていましたが、

ルフィも戦桃丸に、

「お前とはまたどこかで会えそうな気がする」

と言っていたことがあります。

ずっと前からこうしてルフィと戦桃丸が共闘するという伏線が貼られていたのでしょう。

尾田先生の伏線が素晴らしいと言われるのはこういうところですよね。

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