ビッグマムは悪魔の実をいつ食べた?

漫画・アニメ
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大人気アニメのワンピース。

尾田栄一郎先生の漫画が原作です。

そのワンピースに

ビッグマム(シャーロット・リンリン)

というキャラクターがいます。


四皇と言われている、

新世界に君臨する大海賊の4人の一人。

ビッグマムは悪魔の実、

ソルソルの実の能力を持っています。

アニメの中でも何度も使っています。


このビッグマムがどうやって

ソルソルの実の能力を手に入れたのか?


ビッグマムの過去のとんでもない出来事が関係しているのですが、

内容が凄まじい出来事なので、

漫画でもアニメでもふわっとしか表現されていません。

よく言われている

マザー・カルメルを食べたから

というやつです。


これについて今回はまとめてみました。

ビッグマムはマザー・カルメルや子供たちを食べた?

ビッグマム(シャーロット・リンリン)は、

マザー・カルメルや一緒にいた他の子どもたちを食べたのでは?


と言われています。


漫画のワンピースで、

幼少期のビッグマムのシーンがありました。

ビッグマムはその頃リンリンと呼ばれていて、

マザー・カルメルという名の女性に

孤児として育てられていました。

親に捨てられたからです。



マザー・カルメルは表向きは

優しいシスターでしたが、実は

子供たちの中から才能のある子を海軍に売り渡す、

というなかなかあくどい稼業の人物でした。



ある日、幼少期のビッグマム(当時の呼び名はリンリン)の

誕生日パーティーをマザー・カルメルと他の子どもたちが開いてくれました。



元々食べ物に異常な執着があり、食い煩いもあるリンリンは、

夢中でバースデーケーキを食べました。

あまりにも夢中でおいしくてリンリンは涙で前が見えず、

机すらかじってしまいました。

食べ終わったリンリンがふと周りを見渡すと、

いたはずのマザー・カルメルや子供たちがおらず、

服だけがありました。

その後マザー・カルメルの姿を見ることはありませんでした。

私は週刊少年ジャンプでそのシーンを見た時に、

「これって食べたってことよね?」


と思いましたが、

しかし同時に、


「いや、しかし人が人を食う?少年漫画で?」


と思い、実は他の理由があるのでは。と思っていました。

しかし、アニメのシーンを見て、


「これはやっぱりどう考えても食べてるよね」


と思うようになりました。

漫画でビッグマムが食べてるのでは・・・と思ったシーン

上でざっくり書きましたが、

漫画版でのビッグマムがマザー・カルメルや他の子どもたちを食べたのでは?

と、感じるシーンが第867話 「HAPPY BIRTHDAY」にあります。
ONE PIECE カラー版 86 (ジャンプコミックスDIGITAL)


以下のようなシーンでした。


ある日、リンリンは子供たちに6歳の誕生日パーティーを開いてもらえました。

大きなバースデーケーキを作ってもらい、

他の子供たちと「お茶会」をすることになりました。


ビッグマムは食い煩いと呼ばれていますが、

食べ物のことになると時々めちゃくちゃな狂暴性を発揮するキャラです。


そんなビッグマムはお茶会で

プレゼントされたケーキのものを一心不乱に食べました。

それはそれはとても美味しかったようで、

「みんなの笑顔に囲まれて
大好きな甘い甘いバースデーケーキを食べると
リンリンは涙が止まらなくなった

なんて素敵な日
・・・涙で前が見えなくなった」

という説明とビッグマムがどか食いするシーンがあり、

「おーーーいちぃーーー」

と叫ぶリンリンのセリフと

「今日はなんて素敵な誕生日!!」

という説明が書かれていました。

「ムチューで食べて・・・
机までカジっちゃった」

とビッグマムが言った後、
周りを見ると、
さっきまでいたはずのマザー・カルメルも
他の子どもたちもいませんでした。

どこにいったの?

というビッグマムの驚いたセリフがあり、
それっきりマザー・カルメルは姿を消し消息不明となりました。

後に残っているのは、マザー・カルメル達の服や、
机の残骸などだけだったのです。


こういうシーンでした。

「今日はなんて素敵な誕生日!!」

漫画版ではこの説明と同じコマに

遠目に見たビッグマム達がいた島と、

島から聞こえる大声の描写がありました。

大声は

「うえええ~ん!」
「あああああ」

という声でした。

その後、マザー・カルメルの持っていた「ソルソルの実」の能力を

ビッグマムはいつのまにか使えるようになっていました。

不可解な点というか、
なんてこった・・・。と感じる描写がいくつかありました。

・ビッグマム以外みんないなくなった。(服はあった)
・ケーキを食べている時、ビッグマムは美味しすぎて涙で見えなくなっていた。
・そのためムチューで机までかじっていた。
・実はこのシーンをこっそり見ていた人物がいて、「怪物」とビッグマムを表現した。
・ビッグマム以外の子供たちの大声であろう、

「うえええーん!」
「あああああ」

というのは、ビッグマムの誕生日を祝う声としてはセリフがおかしい。

誕生日を祝っている声というより、悲鳴か泣き声のようなセリフになっている。

これらの描写から考えれば、

ビッグマムが全員食べた。


としか思えず、尾田先生は直接書けないから

遠回しな表現でこう書いたんだろうな。

という感じでした。

ただ、直接食べた描写は当然書かれていないので、

ま、まあでも少年誌だしそう思わせて実は違うんじゃない?

と、私は思っていました。

その後アニメを見て、

いや、これはどう見てもやっぱり食べたんだろうな。

と思うようになりました。

ビッグマムがカルメル(とソルソルの実)を食べたんだろうなと思ったアニメシーン。

マザー・カルメルの正体

ビッグマムは巨人族のいるエルバフに捨てられた孤児です。


孤児たちを育てているマザー・カルメルに

エルバフで育てられました。

セムラ(おいしい食べ物)が食べられないという理由で暴れまわり、

そのあまりの暴れっぷりに、

巨人族の英雄ヨルルがリンリンを排除しようとしたものの、

ヨルルが逆に負けて倒される(背負い投げ)、

というとんでもない戦闘力を既に持っていた子供の頃のビッグマム。



結局セムラを食べたくて暴れまわったリンリンは

冬至祭のために用意されていたセムラを食べて収まります。



この後、ビッグマムを排除しようとする巨人達に対し、

マザー・カルメルはビッグマムと一緒にエルバフを出る、

と伝え、ビッグマムはエルバフを出ることになります。

ビッグマム以外の子供たちも

マザー・カルメルと離れたくなかったため、

共にエルバフを出ました。

エルバフを出て数日も経った頃には、

カルメルや子供たちはまた楽しく暮らすようになっていました。

実はマザー・カルメルは

2年に1度

生きのいい子供たちを政府に売る「みなし子売り」。


これがカルメルの正体でした。

長年カルメルはこの仕事をしていたのですが、

とても強い子供だったビッグマムを政府に売って

大金を稼いだ後、稼業を引退する気でいました。

アニメのビッグマムが食べてるのでは・・・と思ったシーン

アニメの837話「マム誕生 カルメルが消えた日」で

ビッグマムがカルメルや他の子たちを食べたのでは?

と思えるシーンが登場します。


カルメルがリンリンや他の子を政府に売る前、

リンリンの誕生日会が開かれました。

リンリンの大好きなセムラを積み上げた

巨大なバースデーケーキ(クロカンブッシュ)が

用意され、リンリンの興奮が高まります。

バースデーケーキを食べまくるリンリン。

その後の状況はだいたい漫画と似ていますが、

アニメでは色々と追加されています。


リンリンが食べまくっている途中で、

リンリンが何かを発しているような描写があります。

「涙で前が見えなくなった」という状態が、

画面が濡れているような感じで描かれ、

リンリンが涙で前が見えなくなっている感じをイメージさせます。

リンリンがケーキを食べまくる描写の中で、


ハートマークの中に入った子供たちやマザー・カルメルが描かれ、


それらの子供たちやカルメルの入ったハートマークが

空へ上がっていきます。


このリンリンが何かを発しているような描写には


「覇王色の覇気を使っていたのでは?」

という考察があります。

実際の所漫画を見ていただけでは、

リンリンが食べたにしても、

全員を?誰も逃げなかったの?

という疑問があったのですが、

リンリンが覇王色の覇気を使っていたなら、

覇気に当たって気絶していたのでしょう。

であれば、納得出来ます。

さらにハートに子供たちやカルメルが入り、

空に上がっていくのを見ているビッグマム、

という描写はどう考えても突然いなくなったのではなく、


天に昇っていったとしか思えません。

アニメのビッグマムのシーンは漫画のシーンを補完しているように思え、

ビッグマムは本当にカルメルや他の子たちを食べたのだろう、

としか私には思えなくなりました。

漫画のシーンもなかなか凄いシーンだなと思いましたが、

漫画よりアニメのシーンのほうが恐怖を感じる内容になっています。

アニメ版を見ていない方は一度見てみてください。

きっと何とも言えないビッグマムの食い煩いの恐ろしさがよく伝わるはずです。

まとめ:ビッグマムはいつ悪魔の実を食べた?

ワンピースの世界の「悪魔の実」は、

この世に一つしか存在しません。


マザー・カルメルはソルソルの実の能力者でした。


カルメルが消息不明になった後、なぜかビッグマムは

ソルソルの実の能力を使えるようになっていました。


マザー・カルメルが生きている間は

ビッグマムがソルソルの実の能力を使えるようにはならないはずです。



なので、ビッグマムが能力を使えていた時点で、

カルメルは存在しないということになります。

時間軸としては、物語の中では

ビッグマムの誕生日会より前の時に

カルメルがソルソルの実の能力を使う描写があります。

ビッグマムの誕生日のお茶会以降、

カルメルは消息不明になり、

その後ビッグマムはソルソルの実の能力を使えるようになっていました。

悪魔の実は能力者が亡くなると、

能力者の近くの果実に能力が宿り、悪魔の実になります。

そのため、理屈としては、

実はビッグマムはカルメルを食べておらず、

なぜか亡くなったカルメルの近くのどこかに宿ったソルソルの実を

ビッグマムが食べただけ、という可能性はあります。

ただ・・・。

もしそうならビッグマムがカルメルを食べたかもしれない、

という描写が必要な理由はないと思うのです。

ワンピースに登場する他の悪魔の実の能力者はほとんどの場合、

特にいつどうやって悪魔の実を食べたかは物語では出てきません。

そのため、ビッグマムもそういう扱いでよかったはずです。

食い煩いというビッグマムの問題点を強調したかったとしても、

セラムを食べたいという理由だけで暴れまわり、

巨人族の英雄ヨルルを倒してしまう、という描写だけでも十分だと思います。

にも関わらず、

あからさまに漫画でもアニメでも

ビッグマムがカルメル達を食べたのでは?

と思える描写になっています。

なので、やはりビッグマムがカルメルを食べた、

能力者を食べることで悪魔の実の能力は継承される。

と考えるほうが自然だと思います。


ここまで、リンリンがカルメル達を食べたのではないか?

という描写になっていることに

他に理由を感じないからです。



そのため、ビッグマムがいつ悪魔の実を食べたのか、

という答えとしては、

ビッグマムは直接的に悪魔の実そのものを食べたわけではなく、

悪魔の実ごとカルメルを食べた。

ということが答えになるのだと思います。

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