黄猿はルフィを助ける裏切者?エピソードから考察する

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ワンピースの世界では、

海軍大将・黄猿(ボルサリーノ)は圧倒的な力を持つ海軍メンバーでありながら、

ルフィと何度か戦闘したことがあるにも関わらず、ルフィ達を倒し切ることがない

という意味で珍しい敵です。


エッグヘッド編では黄猿が自称「社畜」として、

海軍の命令に従い親友ベガパンク(というかステラ)を攻撃する中で、

これまで描かれていなかった黄猿の内面や歴史が浮かび上がりました。


その中で出てきている謎として、

黄猿がルフィを助けているのではないか?」という疑惑が、

ファンの間で浮上しています。


この記事では、「黄猿がルフィを助けているのではないか?」

と思われるようなエピソードを中心に、

黄猿とルフィのこれまでの関係を振り返り、

黄猿がルフィを助けている可能性について考察します。

シャボンディ諸島での初対面

シャボンディ諸島での黄猿とルフィの初対面は、

シリーズの重要な転機でした。


ピカピカの実の能力者の黄猿は圧倒的なスピードと力で

シャボンディ諸島にいたルーキー「最悪の世代の」のメンバーを

次々と倒していきます。(アプー、ホーキンス、ドレーク


途中戦桃丸と連絡を取り、ルフィ達の元に向かい、麦わらの一味と戦闘。


ルフィ達はその時既にパシフィスカ(くまのコピー)と戦闘していて、

しかも押されていた状態でした。


ここに黄猿が加わったため、当然麦わらの一味を次々と打ち負かし、

ルフィ達を追い詰めました。


この戦いでルフィ達一味は壊滅状態に陥りますが、

そこに本物のバーソロミュー・くまが登場

ルフィ達を攻撃するふりをしながら

全員を他の島にニキュニキュの実で飛ばしたことで、

ルフィ達は助かります。


若干疑問なのはここで黄猿はくまがルフィ達全員を一人ずつ飛ばしている間

レイリーと漫然と戦っていたことです。


レイリーが相手だから大将の黄猿もルフィ達を襲う余裕はない。

ということかもしれませんが、

最後にくまがルフィを飛ばした時、黄猿はレイリーと戦っていしないし、

戦桃丸も黄猿も不満を言いながらもただ単に見ているだけ、という状態でした。


黄猿がわざとルフィを完全に仕留める機会がありながらも、

そうしなかった可能性があるということです。


反論としては、一応仲間である王下七武海のくまがルフィ達を飛ばしているため、

くまと戦うわけにはいかないということはあるかもしれません。

レイリーと黄猿の戦いは511話「鉞かついだ戦桃丸」の最後から描かれています。

漫画では52巻になります。
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マリンフォード頂上戦争での対峙

マリンフォードで戦われた白ひげ海賊団vs海軍&王下七武海の頂上戦争では、

黄猿は海軍大将としてルフィと再び相まみえました。


ルフィがエースを救おうと必死に戦う中で、黄猿はルフィの前に立ちはだかります。


この時点ではルフィは「3d2y」の前で、

まだレイリーとの2年の修行すらしていない状態です。



当然黄猿はルフィを圧倒することができたにもかかわらず、

ルフィに対して決定的な一撃を加えることがなく、

逆に蹴りで遠くに飛ばしただけとも言える戦いをしました。



おまけに蹴り飛ばした位置にいたのは白ひげ

ある意味では危険な場所から一番安全な白ひげのいる位置に飛ばしたとも見えます。


これは単なる戦略的判断であったのか、

それとも黄猿が意図的にルフィを助けようとしたのかについては怪しむ考察もあります。

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革命軍のマリージョア襲撃

革命軍は「宣戦布告」という思いを込めて天竜人達の住んでいるマリージョアを襲撃しました。


この戦いには革命軍の幹部が複数マリージョアに乗り込んでいて、

ストーリー内ではあまり描かれていないものの、大きな事件だったはずです。


マリージョアに乗り込んだ革命軍は、

天竜人に捉われていた元革命軍幹部「バーソロミュー・くま」を救出、

さらに奴隷たちを解放しました。


その過程でマリージョアに乗り込んだ幹部複数と海軍大将2名が戦っています。


物語上で書かれている描写では革命軍幹部のモーリーvs緑牛

カラスvs藤虎、というなかなか興味深い戦いがありました。



海軍大将は3名しかおらず、戦っていたのは藤虎、緑牛の2名。

しかも藤虎は革命軍による奴隷解放を手助けし緑牛とケンカ状態になりました。


この状態で黄猿が戦いに加わったという話が一切ないのは不自然な気もします。


ちょっと天竜人が気絶させられた程度で黄猿はシャボンディ諸島に出撃した男。


にも関わらず、天竜人が大量にいるマリージョア襲撃では

戦いに関わっていないもよう。


マリージョアを襲撃しているのは革命軍。

正直、黄猿は革命軍の一員だったと言われても納得してしまいそうなエピソードです。

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エッグヘッド編での対決

エッグヘッド編では、黄猿が再びルフィと直接対峙します。


エッグヘッド編ではルフィは既にニカになれるため、

あの時とは違うという気概を持っていて、

大将である黄猿に対しても堂々としています。
(ただし、ルフィは自分がニカだと思っていないっぽい)


エッグヘッド編での黄猿は、ベガパンクを巡る争いにおいて、

自称「社畜」として、海軍の任務を忠実に遂行する一方で、

今回もまた結果としてルフィ達を誰一人倒すことも捕らえることもありませんでした。


エッグヘッド編ではベガパンクや戦桃丸が黄猿と親しくしていた描写が何度もあり、

黄猿がぺガパンクや戦桃丸と本当は戦いたくない、倒したくない

と思っている描写が繰り返されます。


その過程で、ベガパンクを攻撃したのではなく

実は治したのではないかというような考察もありましたが、

今のところベガパンク(というかステラ)は黄猿に倒された、という形です。
(実は生きているというようなことをリリスが言っていますが、今のところ意味不明)


ルフィがニカになれるということもあり、

ルフィを倒せないのは分かります。


しかしそもそもエッグヘッド編では黄猿以外に五老星全員が参戦していて、

バスターコールも発動している状態、

海軍大将である黄猿がルフィ達麦わらの一味を誰一人倒してない、捕らえてない、

というのは若干疑問が出ても不思議ないです。


反面、黄猿は明らかに本心では嫌でたまらなかったにも関わらず、

ベガパンクを攻撃し倒しました。

黄猿、革命軍説

エッグヘッド編で黄猿は親友であるベガパンク(ステラ)を倒しました。

黄猿にとっては全く本意ではなく、その後電電虫の通信では

赤犬と口論になっていて、この先黄猿が赤犬に従うのかも怪しい気がします。
(赤犬は元帥なので大将の黄猿の上司)


エッグヘッド編を見ていて思ったのは、

時々噂で言われる「黄猿革命軍説」がもし真実だった場合、

エッグヘッド編は凄い話だったんだな、と振り返るんだろうな~ということでした。


ここまでに書いた通り、エッグヘッド編では

黄猿は親友であるベガパンクを倒し、戦桃丸と戦っています。

明らかにこのことにいら立ちを感じながらも従っているように黄猿は描写されていました。


それだけ「社畜」として海軍に従いながらも、

今回もルフィ達を誰一人倒すことも捕らえることもありませんでした。


もし黄猿が革命軍のメンバーだった場合

黄猿はルフィ達を倒さないようにしながら、「社畜」として

親友であるベガパンクを倒すことにした。


ということになるのでは?と考えます。


つまり、もし黄猿が実は革命軍で海軍の裏切り者だった場合、

革命軍の社畜」として、海軍メンバーの振りをするために親友ベガパンクを倒し、

その陰で革命軍総帥のドラゴンの息子、ルフィを逃がした

ということかもしれないということです。


「社畜」という言葉の意味が一気に海軍から革命軍に切り替わり、

もしそうなら実に練られた設定だなあ、と思っています。

まとめ:黄猿はルフィを助ける裏切者?エピソードから考察する

黄猿がルフィを助けたかどうかは明確には断言できませんが、

黄猿が動いた時、一貫してルフィ達麦わらの一味を誰一人捕まえたり倒したりしていない、

という結果になっています。


そのため、黄猿はルフィ達を助ける存在という説にも納得する部分はあります。


シャボンディ諸島、頂上戦争、マリージョア、そしてエッグヘッド編を通じて、

黄猿はルフィに対して単純な敵であるにも関わらずです。


これが黄猿の個人的な感情なのか、あるいは立場、

例えば実は政府からみれば裏切り者で革命軍のメンバーだった、というようなことが理由なのかは

現時点では不明です。


全てミスリードだったとしても物語上では

黄猿が今後も黄猿が海軍の社畜として過ごすとはちょっと考えにくいです。1

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