進撃の巨人、超大型巨人の正体は?

進撃の巨人
本ページはプロモーションが含まれています


『進撃の巨人』の中で「超大型巨人」は物語の中核を担う存在として、

多くの謎と恐怖を読者に与えてきました。


エレンやアルミン達のようなパラディ島の壁の中にいた人類に

巨人の恐怖を思い出させたのは「超大型巨人」です。


最終盤でパラディ島以外の人類を滅ぼしかけたのも

地ならしで動き出した「超大型巨人」です。


超大型巨人は進撃の巨人のストーリーに深く関与しています。


この記事では、超大型巨人の正体について、

また、「地ならし」で使用された壁の中の超大型巨人たちについて書いていきます。

超大型巨人の初登場とそのインパクト

進撃の巨人の物語は845年、

ウォール・マリアの一角、シガンシナ区の壁の門を

超大型巨人が破壊するシーンから大きく動き出します。


壁の外に謎の巨人たちが徘徊していて、

人類を見れば攻撃してくるということは分かっているものの、

三重の壁の中にいた人類は平和に過ごすことができていました。


それを超大型巨人と鎧の巨人が壊します。


超大型巨人の突然の出現は、壁内に暮らす人々にとって、

未曾有の危機の始まりを告げるものでした。


それまではウォール・マリアの高い壁に阻まれ、

壁の外の巨人たちは壁の中に侵入することができませんでした。


そのため進んで壁の外に出る調査兵団以外はパラディ島の人類にとって、

平和だったと言えます。


しかし身長の高さ60メートルの巨体をもつ超大型巨人は、

壁の扉を一発で破壊、壁の外にいた大量の無垢巨人たちの侵入を許すことになります。


この出来事は、主人公エレン・イェーガーの人生を大きく変え、

進撃の巨人の物語はここから動き出します。

超大型巨人の登場シーンは、圧倒的なスケールと破壊力から、

物語の序盤での超大型巨人の登場シーンは視聴者や読者に強烈な印象を与え、

それから始まる大量の無垢の巨人の侵入は大きな恐怖を与えました。

おすすめ電子書籍サイト

今なら初回購入限定90%OFFクーポン!(値引き上限2000円)
DMMブックス:いつでもどこでも漫画が読める!!【DMMブックス】

今ならポイント70倍
楽天Kobo総合電子書籍ストア【楽天Kobo】

ウォール・マリアを破壊した超大型巨人の正体

超大型巨人の正体が明かされるのは、かなり先となりました。


調査兵団の仲間としてエレンたちと共に過ごしていたベルトルト・フーバーが、

ウォール・マリアを破壊した超大型巨人でした。


ベルトルトは、ライナーやアニと共にマーレ国の戦士として

パラディ島に送り込まれたパラディ島にとっての敵であり、

与えられていた使命はパラディ島の「始祖の巨人」を奪うことでした。

ベルトルトは普段は目立たない性格でありながら、

変身することで巨大な力を発揮する超大型巨人となります。



超大型巨人の能力は、物理的な破壊力に加え、

発生する高熱の蒸気によって敵を近づけさせないという

強力な防御手段も備えています。

ベルトルトの次の超大型巨人の継承者

ライナーは知性巨人の力を持っていたエレンをマーレに連れて帰りたいと願い、

エレンにライナーが鎧の巨人であること、ベルトルトが超大型巨人であることを

自ら告白しました。


しかしマーレに一緒に来るというライナーの提案をエレンは拒絶
(そもそもエレンはパラディ島の壁の外を何も知らない状態なので当たり前)


その後、エレン達パラディ島の面々は

ライナーとベルトルトとアニが敵だったことを知り、

ライナー達の援軍となったジークも含めたパラディ島の敵達と戦うことになりました。


その結果、ライナーにもジークにも逃げられますが、

ベルトルトの捕獲には成功します。


戦いの中、エルヴィンとアルミンが瀕死になり、

ベルトルトの超大型巨人の継承者となるという形で

どちらか一人だけが回復できるという状態になりました。
(知性巨人には超回復能力がある)


どちらに継承させるかでミカサとリヴァイが一触即発になるなど、

兵団内で内紛になりそうになりますが、

瀕死のエルヴィンの行動と言葉を聞き、

リヴァイはアルミンに継承させる決断をします。



漫画では進撃の巨人83話「大鉈」と84話「白夜」でこれらの流れが描かれます。

漫画では単行本21巻に載っています。
進撃の巨人(21) (週刊少年マガジンコミックス)



アニメ版では55話「白夜」(Season3)で放送されました。

おすすめVODサイト

進撃の巨人も見れる!
DMMTVは初回登録なら30日間無料
アニメ・エンタメ見放題!初月無料!【DMMプレミアム(DMM TV)】



これらの出来事があったため、超大型巨人の正体は途中で違うキャラに変わっています。

壁の中にいた超大型巨人たちの正体

物語の中盤以降、「地ならし」という破壊的な行動の存在が分かります。


地ならしは、パラディ島を囲む三重の壁

ウォール・マリア、ウォール・ローゼ、ウォール・シーナの中の

多数の超大型巨人たちを使い、

パラディ島以外の世界中を踏みつぶすというものでした。


「地ならし」は物語終盤にエレンにより行われ、

壁から出てきた超大型巨人が世界を震撼させることになりました。


長い間パラディ島の壁の中の人類を巨人から守っていた三重の壁の正体は、

実は同じく巨人である超大型巨人でした。



三重の壁は、かつて初代レイス王=カール・フリッツが

始祖の巨人の力で超大型巨人を使い作ったものでした。


この超大型巨人の正体については、残念ながら進撃の巨人の物語の中では

語られていません。


ベルトルトやライナー達と同じと考えれば、

カール・フリッツと一緒に大陸から渡ってきたエルディア人の中で

希望者を集めるなり命令されたなりの人達が

超大型巨人の正体ということになるでしょう。


ただ、そもそもこの超大型巨人は

ベルトルトやアルミンがもっていた超大型巨人と同じとは限りません


もっと言えば知性巨人ではないかもしれません。


また、壁の中にいた超大型巨人たちは、

進撃の巨人に登場していた巨人たちと違い、

人から変化したものではないのではないか?


という考察もあります。


最終盤にユミルは人間から変化させる形ではなく、巨人を作りだしました。


そのため、始祖の巨人の力で

カール・フリッツが同様に中身のいない巨人を作った、

という説もあります。


はっきりした答えがないので分かりませんが、

個人的にはカール・フリッツと一緒にパラディ島に渡ってきた人達が

壁の中の超大型巨人、という形のほうが自然なのではないかと思っています。


まとめ:進撃の巨人、超大型巨人の正体は?

進撃の巨人の中で「超大型巨人」と言われている巨人は複数いました。


持ち主がベルトルトからアルミンに変わった「超大型巨人」は一体ですが、

パラディ島の壁の中にも超大型巨人が多数いました。


最初パラディ島の壁を破壊した超大型巨人の正体はベルトルト・フーバー。

ベルトルトの超大型巨人を継承し、新しく超大型巨人の正体になったのはアルミン・アルレルト。


三重の壁の中にいた超大型巨人の正体は謎ですが、

おそらくカール・フリッツと一緒にパラディ島にやってきたエルディア人、

というかユミルの民なのではないかと私は思っています。


ユミルが作り出した過去の巨人以外では、

同じタイプの巨人が複数いるというのは進撃の巨人では滅多にないことです。


「超大型巨人」はそういう意味ではとても珍しいタイプです。


また、パラディ島の人類に最初に脅威を与えたのは「超大型巨人」で、

最終的にパラディ島以外を地ならしでふみつぶそうとしたのも「超大型巨人」です。




「超大型巨人」は複数の立場や役割を持っていたとても珍しいタイプの巨人です。

タイトルとURLをコピーしました