ワンピース、ルフィがニカになったのは漫画とアニメで何話？

ワンピースのストーリーは、数々の驚くべき展開と意外な変化に満ちています。

その中でも、ルフィが「ニカ」になった瞬間は、ファンにとって特に衝撃的なものでした。


この出来事が起こったルフィがニカになった時の漫画とアニメの話数を調べました。

また、ざっくりとですが二カについて解説していきます。

ニカの伝説

「ニカ」はワンピースの世界で一部の人々のみ知っている

「解放の戦士」として知られた存在です。

太古の昔に奴隷たちがいつか自分達を救ってくれると信じていた伝説の戦士とされています。


ニカは「太陽の神」としても知られ、エルバフに伝わる神とされています。


ニカの伝説は、ワンピースの世界において

非常に重要なテーマである「自由」と「解放」を象徴しています。

ルフィとニカの関連性

ルフィがニカの力を得ることは、ルフィのキャラクターとその旅の象徴的な転機となりました。


ニカの話自体はルフィがニカに変身する前から時々物語の中には出てきていました。


笑顔で踊るように戦うニカの姿は、

常に自由を求め、仲間たちを守り、世界中のたくさんの国々を解放してきたルフィと被り、

変身できるようになる前からニカ＝ルフィではないかという考察もありました。

ワンピースの漫画とアニメでルフィがニカになったのは何話？

ワンピースのストーリーで「ニカ」の噂が初登場したのはもっと前になりますが、

ルフィがニカになった時を書いています。厳密には「ニカ」の噂自体の初登場はもっと前です。

漫画でルフィがニカになる初登場は何話？

ルフィがニカに変わる瞬間は、ワノ国編のクライマックスで描かれています。


具体的には、ワンピース漫画版、第1043話の最後でニカになりそうな感じで

倒れているルフィに少しずつ変化があらわれ、

最後に「にかっ」としているシーンがあります。

ただ、この状態はまだニカに変身する途中という感じで、

厳密にはルフィが初めてニカになった話数とは言えないかもしれません。


白い髪で笑いながら踊るように戦ういわゆる「ニカ」という感じの状態にルフィがなるのは、

ワンピースの漫画、第1044話「解放の戦士」です。

第1043話も第1044話もコミックでは103巻に載っています。
ONE PIECE 103 (ジャンプコミックス)


ルフィはカイドウとの激しい戦いの中でニカの力を覚醒させます。


このエピソードでは、ルフィが瀕死の状態から復活し、

その体が普段とは違う形状に変化する様子が描かれています。


伝説としての「ニカ」の存在については、

この時より前の話でも時々出てはいました。


そのため、1043話の最後でルフィが「にかっ」と笑った時、

ルフィがニカだったということを確認できたように思った読者も多かったことでしょう。

ルフィのニカになっている状態は、

ギアシリーズ形態の「ギア5（フィフス）」とも呼ばれています。

アニメでルフィがニカになったのは何話？

アニメ版『ワンピース』でも、ルフィがニカに変わる瞬間は

同様に重要なエピソードとして描かれています。


ワンピースのアニメ版では、第1071話「ルフィの最高地点 到達 !〝ギア5〟」で

ルフィがニカとして初登場します。


このエピソードは、漫画と同様にカイドウとの戦闘の最中で起こります。


漫画にはないアニメならではの特徴として音楽があります。

ニカ自体「解放のドラム」とセットで語られる存在ですが、

この解放のドラムのような音が音楽としてバックで流されるので、

臨場感が半端なく伝わります。

漫画版だけしか見てない方はぜひ一度ご覧を！

アニメでは、ルフィの変身シーンがさらに視覚的に強調されており、

体から煙が出るような様子や、周囲に広がるエネルギーが美しく描かれています。


このビジュアル、音楽表現はアニメならではの迫力で、視聴者に強烈な印象を与えてくれます。

ルフィの新たな力とその影響

ルフィがニカの力を得たことで、戦闘能力は飛躍的に向上しました。

ギア5のニカの能力は、これまでのどの形態よりも強力であり、

敵に対する圧倒的な力を発揮します。


攻撃はさらに多様化し、自由自在に変形する体を駆使して敵を圧倒します。

この新しい力は、ルフィがカイドウとの最終決戦を制するための重要な要素となりました。

カイドウはこれまでの戦闘で数々の強敵を圧倒してきましたが、

ついにカイドウを打ち破り、ワノ国を解放することに成功しました。

四皇であるカイドウに勝ち、ジャンプ連載では海軍大将黄猿とも戦えていることから、

ニカになれる現在のルフィはワンピース内でも最強候補の一人と言えるでしょう。

ニカの能力と特徴

ニカの形態では、ルフィの身体はゴムゴムの実のゴム状態よりさらに柔軟になり、

あらゆる意味で弾力性を持つようになります。


この点はいい意味でも悪い意味でもファンに様々な思いを抱かせていて、

「楽しそうでいい」という意見もあれば、

「戦ってる感じがしなくていや」という意見もあります。


良くも悪くも五老星の言う通り、「世界で最もふざけた能力」と言えるでしょう。


元々ルフィはニコニコしていることの多いキャラではありますが、

二カ状態のルフィは戦闘中であっても笑顔や楽観的な性格が強調されていて、

楽しみながら笑いながら戦う姿は非常に特徴的です。

ニカの謎

ニカには多くの謎が残されています。

ニカの力や目的については、まだ完全には解明されていません。


ニカになるのは「ヒトヒトの実モデルニカ」の能力であり、

これはゴムゴムの実のもう一つの名前であり正体ということらしいのですが、

なぜ名前が隠されていたのかも、いまいちはっきりしていません。
（世界政府が隠したかったから、ということらしいものの理由がはっきりしない）


また、五老星はゴムゴムの実について、

「決してその手中に収まることはなかった」

（ワンピース 第1044話「解放の戦士」）

と言っています。（その手中＝世界政府）


また、その理由として

「動物系（ゾオンけい）の実には意思が宿る」

（ワンピース 第1044話「解放の戦士」）

とも言っており、まるで動物系の悪魔の実自体が生きているかのような表現をしていて、

ニカには謎が多数残ったままです。

ジョイボーイとニカの伝説

ニカは、謎に満ちた存在「ジョイボーイ」とも関連しています。


ジョイボーイは空白の１００年にいた人物で、

世界政府と戦った最初の海賊ということが分かっています。


ジョイボーイはワンピースの物語の中でかなり前から時々出てきた名前であり、

たくさんの謎があります。


人魚姫に謝っているのはなぜか？ワンピースを残したのはなぜか？などなど、

物語の核心＝ジョイボーイ、と言ってもいいような存在です。


ルフィが最初にニカに変身した時のズニーシャやニカを見たエッグヘッドの鉄の巨人は

明らかにニカになったルフィをジョイボーイと思っています。


しかしそもそもジョイボーイは空白の100年にいた人物なので、

ルフィとイコールの存在ではないはずです。


同じニカの姿だという比喩的な表現なのかもしれませんが、

個人的にはズニーシャや鉄の巨人が

ニカになったルフィの存在（ズニーシャは解放のドラムの音？）＝ジョイボーイ

のように感じているのが若干不思議です。

まとめ：ワンピース、ルフィがニカになったのは漫画とアニメで何話？

ルフィがニカになった瞬間は、『ワンピース』の物語において重要な転機となりました。


漫画では第1044話、アニメでは第1071話においてこの変化が描かれています。
（厳密に言えば1個前の話から繋がっているので1個前の話から）


ニカは＝ジョイボーイのようにワンピースの物語では描かれているように見え、

これは若干不思議な感じがします。

ニカになったルフィの戦い方には賛否両論がありますが、

だからと言って突然戦い方を変えることはないでしょうし、

ニカの能力が消えることもないでしょうから、この賛否両論はずっと続いていくのでしょう。